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Mp3tagの表示属性の調整
Mp3tagはデフォルトでも十分に使えるアプリですが。まずは自分が使いやすいようにカスタマイズするとより使いやすくなるのは言うまでもありません。
用語の定義
ここでは話をわかりやすくするために、以下のように用語を定義します。
タグパネル
タグパネルは、Mp3tagの左側に表示されるパネルになります。このパネルを使うことで、複数のファイルに共通の曲データを一括で埋め込む事ができます。設定次第で、アルバムアーティストなどの属性を表示される事ができます。
表示項目
メディアファイルごとの情報が表示されます。表示される属性はファイル名などの他、タイトルやアーティストなどになります。こちらもタグパネルと同様、設定次第で表示される属性を増やす事ができます。
タグパネルの調整
タグパネルには、メディアファイルで共通している事が多い属性を追加します(例:アルバムアーティスト、作曲者、レーベルなど)。
Mp3tagを起動し、「ツール」→「オプション」で表示される画面より「タグパネル」をクリックします。その後「フィールドの追加」ボタンをクリックします。
追加する属性のフィールドを指定します。「フィールド」より属性を選択、「名前」にはタグパネルにおける表示名を入れ「OK」をクリックします。フィールドから選択できる属性一覧の解説はMp3tagの属性名一覧を参照してください。今回の例で追加するタグパネルの属性は、以下の通りです。
フィールド | 属性 |
---|---|
COMPOSER | 作曲者 |
DISCNUMBER | ディスク番号 |
TOTALTRACKS | 合計トラック数 |
TOTALDISCS | 合計ティスク数 |
一通り追加したら、上下ボタンで表示する属性の順番を変更します。その後、オプション画面で「OK」をクリックします。
タグパネルに各属性が追加されます。
表示項目の調整
表示項目には、メディアファイルで個別になっていることが多い属性を追加します。
Mp3tagを起動し、「ファイル名・・・」などが表示されている部分を右クリックし、「表示項目の設定」をクリックします。
赤線で囲まれている部分に必要な項目を入力していきます。どのフィールドにどのような内容なのかは「Mp3tagのフィールド一覧」を参照してください。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 必須項目。表示に使う名前を入力します。 |
値 | 必須項目。三角ボタンを押す時に出現する項目から、表示させたい値を選択します。 表示では、文字を組み合わせる事ができます。例えばビデオのビットレートを「1000 kbit/s」と表示させたい場合は、「%video_bitrate% kbit/s」と入力することで実現できます。 |
フィールド | 任意項目。前項に指定した属性を編集可能にする場合、この項目に値を指定します。空白だと書き込み禁止の扱いになります。 |
ソート | 任意項目。並び替えのキーとなる値を選択します。 |
数値 | この項目が数字で定義されるものであれば、チェックを入れます。 |
必要に応じて「上に移動」「下に移動」をクリックして、表示順を並び替えます。一通り情報を入力し終えたら「OK」をクリックします。例では、ビデオのビットレート情報を「xxxx kbit/s」という形式で表示するようにしています。
指定した属性の項目が追加されます。
別のページで「値」「フィールド」に適用する属性について解説する予定です。