【特別企画】日本語化工房流SEO

今年で日本語化工房も運営9年目に入り、お陰様で1日1万以上のアクセスを誇るサイトへと成長しました。
アクセス数を得るために、ひたすらコンテンツを作っていただけではなく、実は裏でこそこそとSEOもやっておりました。

そこで、今まで日本語化工房を運営して培ったSEOノウハウを公開したいと思います。
WEBページを持っている方は、是非ともご活用ください。

SEOとは?

Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称です。
検索エンジンの結果に自分のWEBページを引っかかりやすくし、検索結果の上位に位置させることで、最終的にアクセス数を向上させることを目的としています。

SEOの大前提

「コンテンツを充実させ、被リンク数を増やす」
検索エンジンでは、リンクされている数が多いサイトが検索結果の上位に来る傾向にあります。
そのためSEOの目指す先は、被リンク数を増やすこととなります。

コンテンツが充実していないサイトは、そもそも他サイトからリンクされないため、
大前提としてコンテンツを充実させることが必要になります。
これから紹介する方法も、まずはコンテンツを充実させてからの話となります。

日本語化工房流 検索エンジン順位向上方法

1. テーマを絞る

私の傾向だけかもしれませんが、コンテンツがいっぱいあってもテーマが絞られていないページにはあまり行きません。
「このサイトは○○を扱っているんだ」というカラーがあった方が、訪問者から見たら訪れやすいサイトとなるでしょう。

2. 自分のサイトの状況を知る

今の無料解析サービスは非常に性能が良く、Google Analyticsでは不満がないくらい詳細で膨大なレポートを提供してくれます。1.で書いたテーマを絞るために、解析結果を利用するのが一番手っ取り早いです。

3. WEBページの名前自体を検索ワードにする

 自分のサイトがテーマとしているキーワードを、自分のサイト名に組み入れてしまいます。

 例えば、日本語化工房では、日本語化パッチを扱っているので「日本語化」というキーワードをサイト名に入れています。
 ・・・と書くと、このサイト名がSEOを意識したものにとらえられがちですが、日本語化工房というのは開設時から使っていたページ名で、結果的にサイト名がSEOにつながっただけだったりします。

4. コンテンツ配置は階層化する

できるだけコンテンツ配置は階層化します。
ユーザがコンテンツの位置関係を把握しやすくなるのはもちろんですが、検索エンジンにとっても同じことが言えます。
最近のブログシステムなどでは、自動的に論理階層化してくれるので、このあたりはあまり気にしなくていいかもしれません。

実は、このサイトはこの管理が上手くできていません。。。

【OKな例】
 トップページ
 - 日本語化パッチ
  - ○○の日本語化パッチ
  - ××の日本語化パッチ

【NGな例】
 トップページ
 - ○○の日本語化パッチ
 - ××の日本語化パッチ

5. サイトマップを生成する

通常、サイトマップといえばWEBページを訪問したユーザ向けにページ構成の案内をするために使われたりします。
サイトマップがあると、ユーザはそのページの全体構造を把握しやすくなります。

実は、検索エンジンにも同じことが言えます。
検索エンジン用のサイトマップ「sitemap.xml」を検索エンジンに教えてあげることにより、検索エンジンはわざわざWEBページを巡回しなくても、sitemap.xmlを見るだけでWEBページの全体構造を把握することができます。

肝心のsitemap.xmlの作成方法ですが、sitemap.xml EditorのようなWEBサービスを使ったり、CMSを使っている場合は自動で生成する方法があります。

また、Googleウェブマスターツールのようなサービスでは、生成したsitemap.xmlを検索エンジンに登録する仕組みを提供しているため、
このようなサービスを使うことで、万が一自分のWEBページに構成変更があっても、その内容を即座に検索エンジンに反映させることが可能になります。

6. ディレクトリ検索に登録する

検索結果の順位は、被リンク数によっても気になりますが、どれだけ良質なページからリンクされているかでも決まってきます。当然良質なページからリンクされている方が、検索結果は上になります。
信頼できるページばかりからリンクされているページと、怪しいページばかりからリンクされているページでは、どちらが良いかはなんとなくお分かりになるかと思います。

WEBページの数がそれほど多くなかった時代は、人の手によって検索エンジンにWEBページが登録されていたりしました。いわゆるディレクトリ検索というものになります。
最近は以前と趣が異なり、ディレクトリ検索業者が認めた良質なWEBページのみが登録されるという傾向にあります。

ディレクトリ検索業者は、良質なWEBページにしか登録をしないため、そのような業者から登録されると良質なページからリンクをされるという事になります。
そのため、結果として検索結果の順位向上につながります。
最近のディレクトリ検索は登録に審査費用がかかるので、これについてはお財布と相談した方がいいでしょう。

【代表的なディレクトリ検索】
Yahoo!カテゴリ
Jリスティング
クロスレコメンド

ただ、Googleの検索アルゴリズム改善で、リンク集的なサイトに登録してもあまり検索順位が上がらなくなったとの話も聞きますので、過度な期待は厳禁です。

7. SNSやソーシャルブックマークと連携できる仕組みを提供する

最近では、Twitterのツイート連携やFacebookのイイネ機能で、ユーザ間で情報を共有しやすくなりました。
これらの機能と連携することにより、情報共有を活発化させることができ、それにより最終的なアクセス向上を望むことができます。

また、ソーシャルブックマークはWEB上にブックマークを管理することができるため、それ自体がWEBページへの被リンクとなることも期待できます。

最後に

今まで私は、このようなノウハウ的情報は企業秘密的な部分もあるので公開しないほうが良いのではと思っていましたが、
SEO情報が当たり前のように公開されている世の中では、そんなの意味がないという事に気がつきました。
そのため、今回いままで培った9年間のノウハウを全て公開することとしました。

WEBページでの情報発信に情熱を注いでいる方が、この情報で自らの情報発信をさらに活性化できるようになりましたら幸いです。

長々とした内容を最後まで読んでいただき有難うございました。

日本語化工房 katgum

コメント

  1. パンチ より:

    大変参考になりました。有り難うございました。
    影ながら応援させて頂いている利用者の一人です。これからもよろしくお願いします。

  2. katgum より:

    >パンチさん
    コメントありがとうございます。
    この記事は、久しぶりに気合を入れて書いたので、このような反応をいただけることをうれしく思います。
    今後ともよろしくお願い致します。

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