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片面2層 > 片面1層サイズに圧縮変換してバックアップ

片面2層のDVDのサイズを片面1層サイズに圧縮する場合、いったんDVDのデータをリッピングしてから、リッピングしたデータをシュリンクツールで圧縮する必要があります。この方法を使うと、安価な1層DVD±RにDVDをバックアップできるメリットがあるものの、収録されている映像の質を大きく落としてしまう可能性があります。収録時間があまり長くないDVDに向いたバックアップ方法といえるでしょう。バックアップ工程は、DVDの読み込み>シュリンクツールで圧縮>DVDの書き込みという順番で行います。
DVDの読み込み
DVD Decrypterを起動させたら、モード>FILEを選択します。
- ディスクを挿入したドライブを選択します。
- ディスク内容を保存する場所を指定します。
多くの容量が必要なので、最低でディスクの容量+4.38GBの空きがある場所を選んでください。また、水色で囲まれた部分をクリックすると、保存場所に指定したフォルダを参照することができます。 - 入力元・出力先を指定したら、ディスクの読み込みを開始します。
全体のゲージが100%になればディスクの読み込みは完了です。このままでは、まだ読み込んだファイルのサイズの合計が片面1層メディアに収まりません。次に片面1層メディアに収まるようにします。
次の工程からはDVD Decrypterが使えません。その他のソフトを用いた方法を紹介します。
シュリンクツールで圧縮
ここでは、DVDShrinkを例に説明を行います。
ファイルを開くを選択し、DVD DecrypterのFILEモードで取り込んだファイルの保存場所を指定します。
圧縮設定のタブ内で自動を選択し、フルディスクになっているのを確認します。その後、バックアップ!ボタンを押し、作業を開始させます。
出力デバイスの選択でハードディスクフォルダを選択し、参照ボタンを押して、ファイルの出力先を指定します。 OKボタンを押すと変換作業が始まります。
DVDの書き込み
DVDShrinkでサイズが小さくしたファイルをDVDに書き込みます。フリーで優秀なライティングソフトAstroburnを使用した解説を行います。Astroburnはすでに日本語化した状態にしています。
書き込みDVDメディアを書き込みDVDドライブにセットして、Astroburnを起動します。例ではDVD-Rを使っています。
- AUDIO_TS、VIDEO_TSフォルダをD&Dで書き込みリスト一覧に登録します
- ボリュームラベルをお好みのものにします
- 書き込み設定をします。特に重要なのは以下の2つ(図では3.1と3.2)です。
- ファイルシステムを「Data ISO9660 (8+3 形式の名前)」にします
- 「ファイナライズ」にチェックを入れます
- ボタンを押してDVDの書き込みを開始します
進行状況が100%になるまで待ちます。
作業が完了したことを知らせるダイアログが出ると書き込みは完了です。