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オーディオファイルの抜き出し

このページでは、DVDのオーディオデータのみを抜き出し、wavファイルを生成する方法を紹介します。
収録されている音声がDolby Digitalの場合
DVD Decrypterを起動させたら、モード>IFOを選択します。
- ディスクを挿入したドライブを選択します。
- 目的の音声が収録されているVTSを選択します。
- 目的の音声が収録されているチャプタ(音楽CDでいうトラック)を選択します。ここで複数のチャプタを選択すると、wavファイルを出力するときにチャプタが連続したファイルとして出力されてしまいます。
もしチャプタごとに出力したい場合は、毎回チャプタを指定して取り込む必要があります。 - 取り込んだ内容を保存する場所を指定します。
- ボタンを押して取り込みを開始します。
進行のゲージが100%になれば取り込み完了です。DVD Decrypterを使用するのはここまでです。
次に、wavファイルを出力するためにDVD2AVIというツールの出番です。DVD2AVIは以下のURLから入手することができます。
http://www.divx-digest.com/software/dvd2avi.html
また、最新版の日本語化パッチをリリースしております。必要な方はこちらからどうぞ。
例ではDVD2AVI 1.77.4を用いて説明を行います。(それ以外のバージョンは英語表記の可能性があります。)
DVD2AVIを起動させたら、ファイル>開くを選択します。
DVD DecrypterでDVDの内容を取り込んだときに生成されたVOBファイルを指定します。開く(またはキャンセル)ボタンを押すと、下のようなダイアログが表示されます。
もし、さらに追加するVOBファイルがある場合はADDをクリックします。
問題ない場合はOKを押します。
音声>出力形式から、WAVで出力 (AC3. LPCM)を選択します。
ファイル>プロジェクトの保存を選択します。このとき、プロジェクトファイル(d2vファイル)の出力する場所がwavファイルの出力先になります。作業が開始され、ゲージが右端まで行けば作業完了です。
保存先にwavファイルが生成されていれば作業は成功しています。必要ないのであればwavファイル以外は削除してかまいません。
収録されている音声がLPCM(リニアPCM)の場合
収録されている音声がLPCMの場合もDolby Digitalと同様の手順でwavファイルを出力することができます。が、LPCMの場合はもう少し簡単にwavファイルを出力することができます。ここではその方法を紹介します。
DVD Decrypterを起動させたら、ツール>各種設定を選択します。
ストリームの処理のタブを選択し、PCMをWAVに変換にチェックを入れます。チェックを入れたらOKを押します。
メインの画面に戻ったら、
- ディスクを挿入したドライブを選択します。
- 目的の音声が収録されているVTSを選択します。
- 目的の音声が収録されているチャプタ(音楽CDでいうトラック)を選択します。ここで複数のチャプタを選択すると、wavファイルを出力するときにチャプタが連続したファイルとして出力されてしまいます。
もしチャプタごとに出力したい場合は、毎回チャプタを指定して取り込む必要があります。 - 取り込んだ内容を保存する場所を指定します。
- ストリーム処理のタブに移動します。
- ストリーム処理有効にチェックを入れ、オーディオ部分にもチェックを入れます。
- 分離を選択します。
- 必要な設定がされているか確認したら、作業を開始します。
保存先にwavファイルが生成されていれば作業は成功しています。必要ないのであればwavファイル以外は削除してかまいません。