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そもそもDAEMON Tools って何?
DAEMON Toolsは仮想CD/DVD/BDソフト
DAEMON Toolsとは、仮想CD/DVD/BDソフトです。
仮想CD/DVD/BDとは、あらかじめCDやDVD、あるいはBDの中身を丸ごとファイル(ディスクイメージ)として取り込んでおき、それを仮想のCD/DVD/BDドライブに入れることによって、あたかも本物のCD/DVD/BDドライブから読み込んでいるような動作を実現します。
下の画像では、実際のPCにはCD-RドライブとBDドライブが1台ずつしか搭載されていないにも関わらず、DAEMON Toolsによって仮想のBDドライブが2台追加されています。
ディスク仮想化のメリット
ディスクを仮想化しておくことにより、以下のようなメリットがあります。
- ディスクの挿入を求められるアプリケーション(とりわけゲーム)で、ディスク挿入の手間を省ける
- ディスクにキズをつけるリスクがなくなる
- ディスクの読み込み速度が物理的なディスクドライブから読み込むよりも遥かに高速
ディスク仮想化のデメリット
もちろんデメリットも存在します。
- ディスクが本物かチェックする機構が設けられているゲームなどで、仮想化した場合に正しく動かない場合がある
- たくさんのハードディスク容量を消費する
前者は、オンライン認証の普及によりあまり見られなくなってきました。後者はハードディスクの大容量化により、あまり問題にならなくなってきています。
実質的にはメリットしかないものですし、仮想CD/DVD/BDが便利なものであることには変わりありません。パソコンを利用しているのであれば、これを使わない手はありません。
DAMON Toolsのエディションの違い
DAEMON Toolsのエディションの違いは、以下の通りになります。
当サイトで配布しているDAEMON Tools Liteは、DAEMON Toolsの中でもフリーで使えるエディションになります。
エディション | Lite | Pro | Lite Personal | Ultimate |
---|---|---|---|---|
ライセンス価格 | 無料 | USD 34.99 (無期限) |
USD 27.99 (全機能) |
USD 49.99 (無期限) |
ディスクイメージのマウント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
VHD と TrueCryptファイルのマウント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
物理ディスクからのイメージファイルグラブ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イメージカタログの構成 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
デバイスのエミュレート | 4 DT + SCSI | 256 DT + 32 SCSI | 256 DT + 32 SCSI: | 256 DT + 32 SCSI |
無期限アップデート | 〇 | 〇 | 〇 | |
ファイルからのイメージ作成、変換、編集 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ディスクへの書き込み | 〇 | 〇 | 〇 | |
VHDの作成 | 〇 | 〇 | 〇 | |
IDEデバイスのエミュレート | 4 IDE | 4 IDE | 4 IDE | |
ドライブとイメージのパラメータ設定 | 〇 | 〇 | 〇 | |
TrueCryptファイルの作成 | 〇 | 〇 | 〇 | |
仮想書き込みドライブの作成 | 〇 | 〇 | 〇 | |
RAMディスクの追加 | 〇 | 〇 | ||
iSCSI ターゲットへの接続 | 〇 | 〇 | ||
パスワードによるUSBメモリの保護 | 〇 | 〇 | ||
ブータブルUSBメモリの作成(Windows、Linus) | 〇 | 〇 | ||
BIOSブータブルデバイスの作成(MBRパーティション付き) | 〇 | 〇 | ||
UEFIブータブルデバイスの作成(GPTまたはMBRパーティション付き) | 〇 | |||
複数ウィザードの同時実行 | 〇 | |||
ファイルのバックアップ(ディスク、VHD、TrueCryptコンテナ) | 〇 |
もし、上位のエディションを使ってみたい場合は、DAEMON Toolsの本家サイトより購入することができます。
DAEMON Tools Liteと同種のソフト
今回紹介する仮想CD/DVD/BDはDAEMON Tools Liteになりますが、同種の有名なソフトとして以下のようなものがあります。
DAMON Tools Liteが気に入らない場合は、上記を試してみるのも良いでしょう。