昨夜からWebページへのコメント投稿不可やアクセス不可になっていた障害が起きていましたが、先ほど復旧させました。当サイトではWordPressを利用していますが、自動バージョンアップ機能で勝手に最新バージョンになったら、不具合が生じてしまいました。結局バージョンを切り戻すことにより復旧させました。
バージョンを切り戻すにあたり、備忘録を兼ねてここに復旧方法をメモしておきます。
復旧作業前の前提
- バックアップを取得しておく
- 自動バージョンアップを無効にしておく
1.バックアップを取得しておく
システムを管理するにあたり基本中の基本ではありますが、Webページを構成するファイル及び、データベースのバックアップを取得しておきます。
データベースのバックアップについては、最低限最新バージョンのデータベースがあれば大丈夫です。例えば、WordPressのバージョン4.1.2を使っていて、バージョン4.1.1に切り戻したい場合、バージョン4.1.2のデータベースがあれば大丈夫です。
2.自動バージョンアップを無効にしておく
WordPressを構成するwp-config.phpに、自動バージョンアップを無効にする設定行を追記します。
復旧作業の過程で、ダウングレードするバージョンのWordPressをサーバにアップロードしますが、タイミングが悪いとこの作業中に自動バージョンアップが実行されてしまいます。そうなると意味が無いので、自動バージョンアップを無効にしておきます。ちなみに、筆者はこれを忘れたために復旧作業中に自動バージョンアップされてしまいました。
これについてはNxWorld様の「WordPress:自動バックグラウンド更新を無効化する方法」が参考になりました。
復旧作業
WPnavi様の「WordPressのバージョンをダウングレードする方法」を参考にしました。全然難しくありませんでした。
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