製品レビュー

iPod touch を買ってみました

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世間で話題になっているオーディオプレイヤー「iPod touch (8GB)」を購入してみました。


以前から、iPod touchをオーディオプレイヤーではなくPDAとして使ってみたいと考えていました。先日のMacworld2008でiPod touch用に追加ソフトウェアを供給するニュースがあり、「もうPDAとしてつかえそうじゃん!」と思い、今回購入に踏み切りました。

世間では、脆弱性(ぜいじゃくせい)を利用した"JailBreak"を使ってiPod touchに様々なソフトウェアを入れるのが流行っていますが、今回はあえて正規利用することにしました。というのも、以前PSPの改造ファームウェアを入れたことがあったのですが、改造のための情報を探して、改造に必要なソフトウェアを入手して...というのが面倒に感じてたからです。

レビューするにあたって、iPod touchのファームウェアを1.1.3にバージョンアップ、ジョブス様にお金を払って新しいソフトウェアを追加しました。写真はEXILIMケータイで撮影しています。見づらいのはお許し下さい。また、音楽・動画再生に関してのレビューは割愛します。

iPod touch トップ画面

iPod touchの初期設定が終わると、ガジェット一覧メニューが表示されるようになります。特に目を引くのが「Safari」(WEBブラウザ)と「メール」(メールクソフト)です。やはりインターネットを利用するにあたり、最低限WEBブラウザとメールソフトは欲しいものです。このほかに、「連絡先」(アドレス帳)や「カレンダー」(スケジュール帳)、「マップ」(地図 - Gooleマップを利用)などがあり、PDAとしてはまず使えそうな機能が搭載されています。もちろんではありますが、iPod touchでインターネットを利用する場合は無線LANを使うことになります。

iPod touch Safariを起動しているところ

個人的に最も驚いたのは、SafariでのWEBページを表示です。液晶の解像度が、320×480とQVGAの画面を縦に引き伸ばした程度しかないものの、まるでワイドVGA液晶を使っているかのような画面の精細度です。非常に上手くアンチエイリアシングがかかっており、解像度としては同じくらいである携帯電話のフルブラウザ画面で感じるような解像度の不足感はほとんどありませんでした。2つの指で画面をタッチしながら簡単に拡大縮小ができることも、画面の解像度の少なさを感じさせない要因のひとつかもしれません。ただし、ページサイズが大きいコンテンツ(Yahoo! Japanのトップページなど)では、拡大縮小をする際にもっさり感があります。

iPod touch Mailを起動しているところ

やはり便利なのは、ネイティブアプリとしてメールソフトが搭載されているところです。WEBメールだと、"WEBメールサービスにアクセス>IDとパスワードを入力してログイン"という手間があるだけに、アプリの起動一発でメールを受信できるのはありがたいところです。ただし、iPod touchを持ち歩くことを考えると、落としたときにメールを見られる可能性があります。落としたときのリスクはあるものの、便利なことには変わりありません。

このほかに、そこそこつかえそうな機能が地図です。無線LANがある環境であれば、iPod touchを取り出して気になった場所をすぐさま検索といった使い方は凄く便利そうです。例えば、友達同士で食事に行く場所を決めるときなど。

結果として、iPod touchは、私の「iPod touchをPDAとして使いたい」という願望をかなえてくれるもののようです。現時点で、PDAとして十分使えるように感じますし、近いうちに出るであろうサードパーティのアプリケーションが増えればどんどん便利になっていくことでしょう。ユーザ数の多さからも、今までのPDAに対応しているアプリケーションよりも、はるかに多い数が登場することが予想されます。

個人的には、これが無線LANだけではなく、WANでつかえたらどんなに便利だろうかと思います。iPhoneのようにされるとパケット代をどんどん吸い取られそうな気がしないでもないので、将来普及するであろうWiMAXに対応させて、屋外でもバンバン通信ができるようになってもらいたいものです。また、液晶の解像度がVGA以上になれば、コンテンツがより見やすくなるのは間違いないでしょう。後者は、第2世代iPod touchで実現しそうな気がしますが、いかがなものでしょうか。

あと、不満点を挙げるとすると、Appleはボッタクリということでしょうか。iPod touch本体は非常に良くできているものなので、そちらの値段に関しては不満はないのですが、追加ソフトウェアでお金を取るのは残念なことです。ソフトウェアの規模から見る限りでは無料で提供しても良いものに思えます。追加ソフトウェアが必要なのは、以前からiPod touchを利用している、いわゆる"アップル製品に熱心なユーザ"だと思われますが、そのようなユーザから大したこともないソフトウェアの追加でお金を取るのは、前々から商品を買ってくれたユーザに対して失礼に感じてなりません。

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katgum

日本語化工房の管理人。最近はPCアプリの日本語化コンテンツとともに、仮想通貨に関する情報発信に情熱を傾けています。 日本語化工房を通じ、ITで豊かな生活を創出するをモットーに日々頑張っているつもりです。

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