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Orbs:Ethereumを補助するハイブリッドチェーン

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すでにトークンセールは終わっていますが、一部のブロックチェーンマニアの間で話題になっていたOrbsが、日本でミートアップを行い、本格的に情報のお披露目を始めました。

なかなかテクノロジーよりで難しい内容でもありますが、どのようなものかできるだけ分かりやすくなるように解説します!

Orbsの概要

Orbsは、Ethereumブロックチェーンにスケーラビリティをもたらすハイブリッドチェーンです。

OrbsはEthereumの代わりになるものではなく、あくまでもEthereumを補完する仕組みを提供します。

具体的には、アプリケーション(DApps)とEthereumの間にOrbsのレイヤーを配置し、スケールを拡張、クロスチェーン技術を使ってDAppsからの通信をEthereumに橋渡しする動作をします。

Orbsを使うことで、DAppsの決済の詰まりを回収することができ、より快適にEthereumのサービスを利用することができるようになります。

Orbsのモデル

Orbsのモデル

Orbsの特長

1種類のトークンでDAppsを実行できる

多くの場合DAppsはEthereumネットワークで動くように作られています。そのため、Ethereumの規格に準拠したERC20/ERC223トークンが発行され、そのトークンを使ってDAppsを利用します。

Orbsでは、標準でEthereumと接続できるようになっており、Orbs上でアトミックスワップという技術を利用し、Orbs上にEthereumと同じ数のアバタートークンが発行されます。

OrbsではアバタートークンをDAppsで利用するため、、ユーザーは高速にそして安全に、さらに低コストでDAppsを利用することができます。

Orbsの仕組み

Orbsの仕組み

このようにOrbsとEthereumのトランザクションがクロスできるため、Orbsで稼働するスマートコントラクトをEthereumネットワークからアクセスするとができます。その逆もしかりで、Orbsプラットフォームで既存のEthereumネットワークのスマートコントラクトを実行することができます。


決済が高速な上にセキュア

Orbsでは、承認ノードは1000程度を予定していますが、承認作業に参加するためのノードはランダムに選出されます。これをRandomized Proof-of-Stake(rPoS)と呼びます。rPoSでは、承認作業を少数精鋭でやるため決済が高速になります。

少数精鋭であることは、一般的にセキュリティの懸念点になりますが、Orbsでは承認作業に選ばれるノードを事前に知ることはできないため、この仕組みによりセキュリティが担保されます。

Orbsのランダム化されたPoS

OrbsのrPoS

DAppsの決済が安定する

Orbsでは、インテリジェントシャーディングというものを実装します。

シャーディングというのは、取引の承認作業を複数のノードが共同で行うことです。

従来のシャーディングでは、トラフィックがランダムに複数のレーンに分割されていました。そのため、決済機能が最適化できず、決済処理が安定しないというデメリットがありました。

Orbsでは、DAppsごとにVirtual Chainというレーンを作るため、安定した決済処理を行うことができるようになります。

OrbsのVirtual Chain

OrbsのVirtual Chain


予測可能な手数料モデルを導入

Ethereumでは、ネットワークの混雑具合によって手数料が変わってきます。

ネットワーク混雑時はマイナーが高い手数料を提示している取引しか優先的に決済しません。しかも、ネットワークの混雑具合は誰にも予想できません。今までと同じような速さで決済を行いたくても、いくら手数料を支払えばいいかは予測不能です。

Orbsは、1つの価格、及び予測可能で、前もって計算することができる手数料の料金モデルを提供できるように設計されています。

キャパシティを柔軟に拡大することができる

多くのブロックチェーンプロジェクトで問題にするのが、ブロックチェーンのキャパシティ(容量)です。

特に、現状のEthereumでは秒間で15程度がブロックチェーン性能の限界になります。

Orbsでは、承認ノードのようなネットワークを構成するデバイスのリソースが増えることにより、ネットワークのキャパシティを上げることができます。

スマートコントラクトが更新できる

スマートコントラクトとは本来更新ができないものです。それが変更できるようになると契約の意味がなくなるからです。

しかし、これが致命的な欠点になることがあります。それはスマートコントラクトにバグがある場合です。

一般的に世の中でバグがないソフトウェアは存在しません。それはソフトウェアで実装されているスマートコントラクトも同様なのです。基本的には、スマートコントラクトには何らかのバグが内在しているのです。

Ethereumが分裂するきっかけになった「The DAO事件」はスマートコントラクトのバグを突いた代表的な例になります。

Orbsでは、大多数が合意をするとスマートコントラクトが更新できる仕組みを導入します。

安全なプロトコル変更ができる

今までのブロックチェーンでは、ブロックチェーンのプロトコル変更をする場合に、一気に移行するしかありませんでした。代表的なものは、BitcoinのSegwitにみられるような論争です。

しかし、Orbsでは段階的に変更できる仕組みを用意します。何回か細かいプロトコルの変更を重ねていき、問題がなければ最終形に変更するという手段を採ることができます。

しかも、万が一不具合が発見されていたらロールバックできるため、プロトコル変更による失敗のリスクを減らすことができます。

ハイブリッド実装に強い

通常のDAppsはEthereumのみで実装します。

DAppsをOrbsで利用することで、Ethereum向けのDAppsのトランザクションをOrbsでより高速に実行することができます。

しかも、OrbsとEthereumのチェーン間で1:1のトークン交換が行われるため、複数のブロックチェーンでDAppsを実行した場合でも扱うトークンを複数種類にすることについて考慮しなくて済むようになります。


Orbsの上場先

Orbsのプライベートセールは終了しましたが、まだ上場先は公表していません。

ロードマップ

  • 2017年11月:Orbs設立
  • 2018年Q2:プライベートセール(1億1800万ドルを調達)
  • 2018年6月:アルファテストネット
  • 2018年Q3:ベータメインネット&Orbsトークン発行
  • 2018年12月:メインネット バージョン1リリース

Orbsに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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katgum

日本語化工房の管理人。最近はPCアプリの日本語化コンテンツとともに、仮想通貨に関する情報発信に情熱を傾けています。 日本語化工房を通じ、ITで豊かな生活を創出するをモットーに日々頑張っているつもりです。

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