インタビュー

【インタビュー】第5弾:BingoMusic 大石氏 ー音楽×ブロックチェーンで音楽配信に革命を起こす(1/2部)

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ブロックチェーンの利点の1つに、その強固な信頼性ゆえに中間の業者を省くことができるというものがあります。中間の業者が利益の多くを持っていく代表的な業界として音楽業界があります。

BingoMusicでは、マイクロソフトとタッグを組んで、音楽業界の利益構造に革命を起こそうとしています。ブロックチェーンを利用した音楽ストリーミングサービスにより、アーティストに最も多くの利益が行くようにしようとしています。

インタビューの第5弾では、スターグラムの日本拠点であるスターグラムジャパンの大石知範氏に、BingoMusicについて伺いました。

第1部では、BingoMusicのプロジェクトを進めているスターグラムとプロジェクトの概要についてご紹介します。

BingoMusic 大石氏インタビュー 第1部

スターグラムの会社紹介

スターグラムという会社についてお伺いします。もともと何をやっている会社なのでしょうか?

もともとですね、韓国のKMS、Korea Mobile Societyという会社のキム・ミンスーという代表が自分の事業として、19年目を迎えるITの会社です。

どんなことをやっているかというと、KaKaoTalkのKakaoTaxiを呼ぶ中身のプラットフォームの技術特許を持っていたりとか、飲食の配達サービスの事前にアクセスして注文して決済して配達してもらうマッチングサービスを作ってきました。

ビジネスをグローバルに展開していきたいなというところで、仮想通貨事業を始めようというのがきっかけで、スターグラムコインを作っていこうとなりました。

スターグラムコインを始めるときに、ミンスー代表が考えたんですけれども、仮想通貨は日本に認められてナンボだという考えがあったみたいで、日本の市場にまず重きを置いて日本から作っていきたいという想いがありました。そこで、弊社の社長の大川に共通の知人を通してアポイントがありまして、スターグラムコインを一緒に広めていこういうことになりました。

日本では、まず仮想通貨交換業の許可を取ろうということで、スターグラムジャパンができました。それが去年の11月です。

当時は、仮想通貨交換業の許可を取得することがそんなに難しいことだと考えていなくて、ある程度要素が揃っていれば許可が取れるだろうと思っていました。許可を取る手続きをしながら、まずは代理店がスターグラムコインのプレセールを日本でやりつつ、同時進行していこうということで、スターグラムジャパンができました。

今はジャパンはたたんでしまったのですが、許可を取ろうとしたときに色んな壁がありまして、その過程で許可を取らずに日本で活動するのはまずいだろうとなりました。そこで活動拠点をシンガポールに移して、日本は連絡上の拠点としてKMSとスターグラムグローバルの広報活動、代理店のつなぎなどをやる機能として残しました。

すごい気になる言葉が出たなと思っていて「日本に認められてナンボ」という言葉が日本にいる私からするとピンと来ませんでした。どのような背景があったのでしょうか?

当時日本の仮想通貨の取引量は世界で一番ありました。去年の11-12月の頃です。そこで日本でポピュラーな仮想通貨となれば、世界に認められるようになるという目論見があったようです。

コインチェック事件でそのシナリオが台無しになったわけですね。仮想通貨交換業は余計だろという話になりますよね。

そうですね。今はアメリカやタイやベトナムなどに目を向けて、そういったところのスターに目を向けて契約を進めています。韓国のスターもそうですが、当時は日本のスターを視野に入れていました。とにかく日本で流行らせたいという想いが、最初の出発でしたね。

先程出てきたスターグラムコインについて、読者にわかるように簡単にご説明いただけますか?

スターグラムコインというマスターコインを作りまして、そのトークンを作ります。そのトークンというのがスター、例えばSMAPといったらSMAPがトークン主になって、SMAPコインというものが発行されます。

ユニット別にトークンが発行されるということですか?

そういうことです。

これがどういったところで使われるかというと、スターのトークンの取引所を作るんです。例えばそこにSMAPコインがあったり、マイケルジャクソンコインがあったりという感じです。そこにマスターコインであるスターグラムコインが基軸通貨としてあって、スターのトークンをICOすることができます。

スターは、集まった金額の70%を使って広告を打ったり、コンサートをしたり、ファンミーティングをしたりなどの活動をすることができます。

ファンはコインを買っているので、そのコインを使ってそういった活動に参加するとか、加盟店でそのコインを使ってコーヒーを飲んだりというのができるようになります。

ファン専用のサービスができるということですね。なるほど。

ファンのみならず投機的な目的で入ってくる人もいるでしょうね。ざっくりいうとそういう感じです。

当初は韓流スターからやっていく方針で進めていましたが、ご縁がありブルーノ・マーズとの契約を進めています。

ブロックチェーンの世界的な流れにうまくマッチしていますね。

そうすれば、そのブルーノ・マーズのトークンを作り、そのトークンをいくつか寄付しますということができます。

実際に、南アフリカのマンデラ大統領のネルソン・マンデラ スタートークンが出ることが決まっているんですよ。

マンデラ大統領って既に亡くなっていますよね?

亡くなっています。ただ、管理している団体がありまして、そういう想いを聞いて寄付コインにするとか、南アフリカのスマートフォンを持っていない方に対してのスマートフォンの寄付に充てるコインにするとか、そいういう代表の想いもありまして、そういったトークンがスタートークンの取引所に並ぶようになります。

アーティスト+偉人のコインが並ぶんですね(笑)

やっぱり拡散性が凄いので、例えばビットコインやイーサリアムは知らないけれども、私このアーティストを知っているという人が仮想通貨に入ってくるんですよね。

某世界的なスターのコインが出るのであれば、私ビットコイン知らないけど限定イベント出たいので買おうかなとなるわけですよ。そのコインを持って限定商品や限定イベントに出ることができるようになります。

実店舗でも使うことができるように、決済会社と着々と提携を進めています。

すごいですね。

プロジェクトはとてもいいと思っています。

日本のスターでも、ビットコイン知らないけれども矢沢永吉がトークン出すぜといったら、買うかもしれないですよね。

今ビットコインのユーザってどれくらいいるんでしょうね?

私は把握していないです。

例えばマイケル・ジャクソンのファンだけでも2億人いるじゃないですか。その人に対してのコインが発行されたとしたら、色んな人に知れ渡るスピードは凄まじいでしょうね。

たしかに。知れ渡るスピードは凄まじそうですね。

スターグラムコインを進めていく過程で、マイクロソフトとの出会いがありました。具体的には、Azureにスターグラムコインのブロックチェーンが乗っかるようになります。


BingoMusicのプロジェクト紹介

スターグラムコインのご紹介まで入って盛沢山となりましたね。それでは、いよいよ本題のBingoMusicの紹介をよろしくお願いします。

BingoMusicのプロジェクト背景は、キン・ミンスー代表がIT会社の社長ですけれども、この人は自分で曲を作って出すアーティストでもあるんですよね。この人の曲は、韓国で有名なドラマのエンディングテーマで採用もされました。

自分自身がいくらApple Musicとかダウンロードサイトとかで数を稼いでも、全然自分に実入りがないということを体験したんです。管理者の収益分にほとんどが行ってしまうんですよね。

あとは、みんながそういったところで買って聴いてくれるわけじゃない。歌がいったん世に出てしまえばYouTubeで聴けるし、どこかで拾ってくればずっと聴かれてしまうんですよね。

思うように歌手の保護がされていない、業界自体がとても古い体質であるというところで、著作権者の収益の保護をブロックチェーンを使って解決したいということで、BingoMusicの開発が始まりました。

世界で初めてブロックチェーンで作られた音楽ストリーミングサービス、これをマイクロソフトと一緒にやっていこうというのがBingoMusicです。

BingoMusicだとアーティストへの収益が高いんですよ。

事前にいただいた資料では、従来の16倍ということでしたよね。

Apple Musicで多く払われたとしても、アーティストに還元できる収益は数パーセントになりますが、BingoMusicの方は90パーセントくらいが支払われるようになります。

あと、ブロックチェーンですので、音楽の不正ダウンロードや技術的な部分でかなりの作品に対する保護ができるようになります。

将来的には音楽だけではなく、映画やライブ配信もBingoMusicプラットフォームでやっていきたいという展望があります。

確か独自コーデックを組み込んで、そこにブロックチェーンと連動させる仕組みを作るとありましたね。実質的に新たなるDRM(※著作権保護の仕組みのこと)なのでしょうか。

そういうことになります。

次回予告

第1部はいかがでしたでしょうか?

BingoMusicが何をやろうとしているかが何となくお分かりいただけたかと思います。

第2部では、既得権益が強い音楽業界で展開していく上でどのように取り組んでいくか、システム的なところをご紹介します。

第2部:プロジェクトを進める上での障壁

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katgum

日本語化工房の管理人。最近はPCアプリの日本語化コンテンツとともに、仮想通貨に関する情報発信に情熱を傾けています。 日本語化工房を通じ、ITで豊かな生活を創出するをモットーに日々頑張っているつもりです。

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