前回「EaseUS Todo Backup Free レビュー(前半)」では、基本的な機能の部分をお伝えしましたが、後半ではこのアプリで特に便利な部分について取り上げていきたいと思います。
放置するだけで自動的に、スマートバックアップ
EaseUS Todo Backup Freeで特に便利なのは、スマートバックアップという機能です。スマートバックアップでは、30分周期でファイル/フォルダの状況をチェックして、差分がある場合のみにバックアップを実行します。バックアップは、初回のフルバックアップをした後、差分バックアップと増分バックアップが自動的に使い分けられます。
ファイル復元が迫られるありがちな例としては、作っていた資料を間違って上書きしてしまい、しかも予備のファイルを確保しておかなかったということがあります。この機能を使うことで、更新内容が全部パーになるという最悪の事態を避けることができます。
それでは、バックアップしている状態から、復元までのプロセスを見ていきましょう。
下のスクリーンショットでは、すでにスマートバックアップを設定した状態です。フォルダの中身の変更があったときだけ、30分ごとにバックアップが自動で取られていきます。復元をする場合は「復元」をクリックします。
ファイル復元の画面で、「履歴」をクリックすると、バックアップを取得した時間の一覧が表示されます。復元したいポイントをクリックします。
どのバックアップを復元するか、どこに復元するかを指定します。
復元が終わると、「スマートバックアップの復元が完了しました。」と表示されます。
下のスクリーンショットのように、フォルダの階層がまるまる復元されます。
PCのブート画面からも復元操作ができる
PCを使っていて、本当の本当に復元操作をしたいと思う瞬間は、PCが正常に起動しない時だと思われます。EaseUS Todo Backup Freeでは、そのようなときのためにPCのブート画面から復元操作をすることができます。
PCのブート画面から復元操作をできるようにするためには2通りの方法があります。
- PreOSを有効にする
- ブータブルディスクを作る
PCを再起動すると「EaseUS Todo Backup Linux」が表示されます。
さらにEaseUS Todo Backup Linux を起動すると、システムバックアップの復元画面が出てきます。システムをまるまる復元してしまうと大変な目にあうので、確認はここまでになります。
レビューの全体総括
レビュー前半と所感は殆ど被るのですが、通常上位の有料版があるソフトウェア製品は、ここが使いたいんだよ?という機能についてや制約を設けていることが多いですが、EaseUS Todo Backup Freeでは、無料版でもここまで使えれば十分だろうという、使ってみた時の満足感が終始期待を上回っている状態でした。
メーカーさんは、無料版でここまで使える機能を開放しちゃって大丈夫なのかなと内心は思っています。
ある程度使うと、上位版へのアップグレードを促すメッセージが出てきたりしますが、特に気に障る頻度で出てくるものでもありませんし、個人のフリーウェア作者が作ったバックアップアプリを使うより、こちらのアプリを使うことを強くお勧めします。
コメント
書かれてる通りの高性能で、本当にフリーなのかと心配になって;
途中から起動しなくなって今までのデータが欲しければ買え警告;
トカ実話;
も有るんで心配になって「ESEUSEtodo 評価」でググッてこちらに
来たんですが; 安心しました。
絶対的な自信が有るんでしょね自分達の技術に;
見てくれ俺たちの製品を、そして満足したら買ってくれ!ミタィな;
その侠気に触れ、ョッシャ買ぅたろ!
トカ思うのですが・・・イカンセン;コレ系のソフトが必要になる時って
ホームユースでは年に1度ぁるかないかなんですナ;
(それ異常ぁったら泣く;) そんな時の、ESEUSE!
#助かるーッ;
どうか業務で頻繁に使う方は会社のぉ金で買ってあげて下さい。
お願いします。