スマホで3大通信会社を解約する適切な時期は?

スマホ関連メモ

最近は世間的に格安スマホ(MVNO)に利用者が流れる動きになります。

MVNOに移行してみたい、そのときに問題になるのが3大通信会社(ドコモ、au、ソフトバンク)を契約していて、それらを解約するときに発生する料金があります。

解約のタイミングが少しずれるだけで2万円近くも余計に料金を払う事もあるかもしれません。そこで、適切な解約タイミングを調べてみました。

この記事を書いたきっかけ

筆者は最近まで、IIJmio(MVNO業者)とau、ソフトバンクを利用しており、すべてIIJmioに統合する予定にしています。手始めにソフトバンクのデータ回線を解約したのですが、予想以上に料金がかかり、大変痛い目に合いました。少し知っているかだけの違いが、大きなコスト差を生むことを身にしみて味わったので、是非とも皆様にお知らせしたいと思いました。

さっそく結論!

さっさと結論を書いてしまうと、以下の条件を同時に満たしている時期が一番安く済みます。

  • (2年縛り契約をしている場合)契約更新月
  • 月の利用料金を締める直前

続きに詳細を書いていきます。

契約更新月について

これについては有名なので、今さら解説する必要はないかと思いますが、3大通信会社では「2年間継続使用する条件と引き換えに、月々の携帯電話料金を割り引く」という制度を導入しています。

最も一般的なものは、2年間利用した後の2ヶ月間が解約月になり、解約月に解約すると解約料が無料、それ以外だと10,000円程度を取られるというものになります。解約月は2年に1度しかこないタイミングになりますが、この月の間に解約するのがベストということになります。

実際は2年に1度という機会はそれほどないので、今の時点で解約するとトータルでお得かどうか?という観点で解約する事になります。

月の利用料金を締め日について

適切なタイミングは、月額料金の締め日直前に解約することになります。このようなことを書いている根拠は、3大通信会社の利用料金の殆どが、日割り計算なしで利用料が請求されるためです。各社の締め日は以下の通りとなります(2016年10月時点)。特にソフトバンクは、人により締め日が異なるので注意が必要になります。

通信会社 締め日
ドコモ 毎月末日
au 毎月末日
ソフトバンク 毎月10日 or 20日 or 末日

 

例えば、ドコモで1月10日までスマホを解約した場合、1月31日まで契約していたのと”ほぼ同じ”料金が請求されることになります。「ほぼ同じ」と表現したのは、3大通信会社によって日割りされる料金内容が異なるからです。3大通信会社とも基本料金は日割りなしで請求されますが、パケット定額サービスやオプション料金については、通信会社によって日割りの有無が異なります。

筆者がこれについて詳しく調べようとしたら、各社の料金体系が複雑で断念してしまいましたが、「スマホ料金案内所」様のサイトでわかりやすく解説されていました。解約時でも一部日割りされるプランもありますが、大半が日割りされないので、基本的には日割りされないと理解しても差し支えありません。

あらためてご自身の契約状況の確認を

前述の通り、基本的には「契約更新月の利用料金を締める直前」が解約時のトータル料金を最小限に抑えるためのベストタイミングとなります。

そのためには、ご自身の契約状況の確認をする必要があります。特に更新月の時期は勘違いしやすいので、よくわからなければサポートに電話して聞いてみることをお薦めします。また、ソフトバンクを利用している方は、締め日も併せて確認するようにすると良いでしょう。

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