iCloudの連絡先をAndroidスマホに同期する

スマホ関連メモ

私は普段iPhoneをメインに使っていて、Android端末のXperia Z3 Compactをサブとして使っています。両者はプラットフォームが別モノになるので、連絡先の管理が面倒になるのですが、どうやら便利なアプリがあるようなので使ってみることにしました。

「SmoothSync for Cloud Contacts」の特徴

その便利なアプリは「SmoothSync for Cloud Contacts」になります。このアプリの特徴は、以下の通りになります。

  • iCloudの連絡先をAndroid端末に同期できる。
  • iCloud→Android端末の一方的な同期の他、Android端末から連絡先の追加・削除を行うことができる。

このアプリは600円と有料ではありますが、筆者にとって連絡先を一括管理できる恩恵はそれ以上に感じています。

加筆内容

2017年1月3日に本記事の加筆を行いました。加筆時点で、iCloud側で2ファクタ認証が導入され、Android端末側でiCloudのID/パスワードを単純入力しただけでは連絡先を同期できなくなりました。本加筆では、2ファクタ認証を前提とした内容になっています。

設定手順

アプリを起動するとiCloudアカウントの登録画面が表示されます。iCloud IDとApp用パスワードを入力します。

App用パスワードを取得するには、Apple ID のアカウントページから「App用パスワード」の項目よりパスワードを生成します。そのパスワードを本設定画面のPasswordに入力します。

SmoothSync for Cloud Contacts アカウント入力

アプリの画面から「Edit account settings」をタップすると、アカウントの同期設定が現れます。筆者はデフォルトでは無効になっていた「One-Way-Sync」を有効にしました。この設定を有効にすると、iCloud上の連絡先を一方的にAndoroid連絡先に同期をかけるようになります。iCloudの連絡先を電話帳のマスターとしたい場合に使える設定になります。この設定を無効にしている場合は、Andoroid端末で設定した連絡先の情報がiCloud側にも同期されるようになります。

SmoothSync for Cloud Contacts 同期設定1

続いて、さらに下にスクロールした場合の設定画面。

「Sync Interval」で連絡先の同期周期を調整することができます。初期設定は6時間になります。また、「Data service settings」では端末の接続ネットワークにごとに同期可否を決めることができます。高速回線に接続している場合のみ同期できるようにしたい場合は「Sync over 4G」「同WiFi」のみを選択すると良いでしょう。

SmoothSync for Cloud Contacts 同期設定2

連絡先の同期ができると、連絡先アプリでは「SmoothSync for Cloud Contacts」という項目が表示されます。ここのみにチェックを入れると、Andoroid端末ではiCloudの連絡先のみが表示されるようになります。

SmoothSync for Cloud Contacts アドレス帳のフィルタ

最後に、知らない方が意外と多いので補足として書いておくのですが、iPhone上に保存されている連絡先は、すべてWeb上から編集することができます。https://www.icloud.com/ にアクセスし、Apple IDでログイン、「連絡先」をクリックすると編集できます。普段からPC入力に慣れている方は、こちらを使ったほうが便利です。

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