docomoからIIJmioに変えてみた

スマホ関連メモ

筆者は今までドコモのスマホを使っていましたが、料金が高く価格に見合った恩恵を受けていると思っていませんでした。色々調べていたら、格安SIMでもいけそうに見えたので、今回ドコモからIIJmioに変えてみました。

ドコモからの移行にあたり、検討材料が色々とありました。同じ課題に突き当たる方がいると思うので、本記事を作成しました。

1.いままで利用していた機能

今までドコモのスマホでは、以下の機能を利用していました。利用頻度が高い機能はIIjmioでも使えることを目指しました。

  1. おサイフケータイ(モバイルSuica、楽天Edy)
  2. 通話
  3. テザリング
  4. メール(@docomo.ne.jpのアドレス)

2.IIJmioで利用する機種の選定

IIJmioはドコモの回線を利用しているサービス(MVNO)になるため、「ドコモブランドの端末」か「ドコモの通信方式に対応したSIMフリー端末」を利用することができます。ドコモのMVNOの場合、ドコモブランドの端末はSIMロック状態でも利用することができます。

端末の入手先については、ドコモブランドの端末であればイオシスのような白ロムを扱う専門店舗、SIMフリー端末であればEXPANSYSのような輸入オンラインショップが有名です。

また、機種の購入は故障のことも考慮に入れておくことをお勧めします。ドコモブランドの端末であればドコモの契約が無くても有償修理を受け付けてくれるようです。端末を店舗で購入すると、店舗独自の保証がついてきたり、クレジットカードで買うとカード会社の保証がついてきます。将来的に何かあってもお財布へのダメージを極力少なくできるようにしておくと良いでしょう。

 

3.機能の取捨選択

調べていくにあたり、いままで利用している機能をすべて利用できないことがわかりました。

3.1.「おサイフケータイ」を取るか「デザリング」を取るか?

「おサイフケータイ」は日本独自のサービスになるため、当然ながらグローバル向けに作られたSIMフリー端末を利用することができません。またMVNOでドコモブランドの端末を使うと「デザリング」ができなくなってしまいます。筆者の場合はXperia Z3 Compactにすると決めていたので、SIMフリー版かドコモブランド版のどちらかを選ぶことができました。結局は他にテザリングできる機種を持っているため、テザリング機能を切り捨てることにしました。

MVNOでテザリング機能がなぜ使えないかの詳細は、巷に情報があふれているため、ここでは割愛します。また、色々と端末を弄ればテザリングを有効にすることも可能ですが、今回は面倒なのでそこまではやりません。

ちなみに、おサイフケータイですが、すべてのおサイフケータイが利用できるわけではなく、「ID」のようなMVNOで利用できないものもあるので、事前に調査しておくと良いでしょう。

追記:筆者環境では、はんぺんの備忘録さまの「Xperia/GALAXY/Optimusの非root MVNOテザリング有効化ツール」を使うことにより、テザリングを有効にできました。

3.2.通話機能はどうする?

通話機能は、単にIIJmioの通話付きプランを選択すれば良いだけなのですが、通話料金が携帯電話に対してだと30秒につき20円と割高になります。

普段からよく連絡を取り合う人に関しては、引き続き無料通話アプリを利用し、その他は「楽天電話」や「SmartTalk」のようなアプリで通話料金を半分程度に削減することにしました。ただし、これらを使う場合は110/119発信ができなくなってしまいます。

緊急で動揺している時に、冷静になって110/119発信できるかは私自身もわかりませんし、この辺りは懸念になります。

3.3.メールはどうする?

MVNOだとdocomo.ne.jpのようなアドレスが使えなくなりますが、キャリアのメールサービスではなくても十分事足りるためメールは他のサービスを利用することにしました。

 

4.ランニングコストのシミュレーション

2年間(※1)利用した場合のシミュレーションを以下に記載します。どちらも端末を一括購入後のシミュレーションになります。

  • ドコモ:月6,200円x24ヶ月=148,800円 (カケホーダイ+高速通信2GB)
  • IIJmio:月3,000円(※2)x24ヶ月=72,000円 (音声通話オプション+高速通信5GB+月々800円分の通話したと仮定)

差額 76,800円

※1 2年利用を基準にしたのは、ドコモの端末購入サポートの割引期限が2年続くからです。
※2 IIJmioは、実際には月2,200円のプランですが、+800円分通話をした前提で算出します。

IIJmio側は、割高に弾いているのですが、2年間でスマホ端末1台分は浮く計算になります。

コメント

  1. Cottoncolo より:

    ランニングコストのシミュレーション

    ドコモ:月6,200円x24ヶ月=148,800円 (カケホーダイ+高速通信2GB:SPモード300円含まず)
    IIJmio:月3,000円(※2)x24ヶ月=72,000円 (音声通話オプション+高速通信5GB+月々800円の通話料)

    だと比較しにくいと思います。
    せめて高速通信量は揃えたほうがシミュレーションとしては比較しやすいのではないでしょうか。

  2. katgum より:

    Cottoncoloさん
    ご指摘有難うございます。私が使っていた料金プランをそのまま入力しただけで、あまり深く考えずに書いてしまいました。
    ご提示いただいた内容のような感じで修正したいとおもいます。

  3. Cottoncolo より:

    @katgum
    唐突にコメントしてすみませんでした。docomoの月額6200円ですと、ISP契約のSPモードの金額を含まないので、データ通信が出来ないのが気になって書き込んでしまいました。

  4. katgum より:

    @Cottoncolo さん
    いえいえ、コメントをいただけるとこちらもコンテンツ品質をあげられるので助かります。

    月額6200円は、ドコモからの直近の請求額なのですがデータ通信はできていました。
    「カケホーダイ+高速通信2GB」+機種一括買い上げ ではあるのですが。

  5. Cottoncolo より:

    @katgum
    docomoの料金プランは良く読み込んでいるつもりでしたが、まだまだ知らないことがあって勉強になりました。ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました